ツーリストでも行きやすいホーカーのラオパサの背後にあるクラシカルな建物はシンガポールの建築会社と言えば真っ先に出てくるスワン&マクラーレンの設計によるもの。
(いつかシンガポールでのスワン&マクラーレンが設計したヘリテイジビルディングを集めて記事にしてみたいなぁ~と思っている)
1927年に完成した4階建てのビルには大きな連結柱、凹んだバルコニー、半円形のアーチ開口部がある新古典主義の建物で、当初はイースタン・エクステンション・テレグラフ・カンパニーと呼ばれ、後にケーブル&ワイヤレスビル→シンガポール電気通信局(TAS)ビル→オギルビー センターに。
2000年には国の保全の建物に指定。2011年にアコーグループに売却され、ソーソフィテル シンガポールとして2014年にオープンして現在に至る。
ロビンソンロードには1920年代と1930年代に建てられた幾つかの素晴らしい建物があったそうなんだけど、ほとんどが壊されてしまったので、この建物がロビンソンロードで一番古い建物なのだそうだ。
写真はシンガポール国立公文書館より
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