アンモって知ってる?から始まったアンモキオ散策

平日の昼間、オフィスに行っているはずのBenoitからの突然のメッセージは「Do you know Ang mo?」だった。

アンモキオって言うシンガポールの街なら聞いた事あるけど、アンモは知らないと答えたら、シングリッシュでAng moは僕みたいな人種の事を言うんだって!

だから僕はアンモなんだ~と。

その時はふ~~~んと気のない返事を返していたけれど、気になった私はググってみた。

「Ang moとは?」と検索窓にいれて・・・・・

そうしたらAng mo=紅毛だった。なんだ~中国の普通語だと紅はフォンとか発音するけど、福建語だとアンだものね!漢字をみると一発で意味が分かった。

そしてウィキペディアにも、シンガポールの地名「アンモキオ (宏茂橋, Ang Mo Kio)」は、古くは「紅毛橋」とも書き、カラン川(現存しない)に架かっていた橋の名だった。と書かれていた。

確かにアイルランドとかスコットランドには赤毛の人が多いし、ヨーロッパ内だと、赤毛が自慢の人もいるけれど、赤毛に人気がないのも数年暮らしていて分かった。妊婦女性でも生まれ来る子供が赤毛だったらどうしょう・・・とか本気で気にしている人がいたもの・・・・

そんなこんなで、アンモキオの辺りには見たいものが何か所かあったので、週末にアンモキオ散策する事となったのでした。

この日は前日に大雨が降ったので、マリーナベイの駅周辺の空き地にも大きな水たまりが出来ていた。

赤のNSラインの終点は次のサウスピアなので、ほとんど人が乗っていないガランとした車両に乗り込みいざビシャンへ!

ビシャンの駅前には誰もが知るマリーナベイサンズをデザインした建築家がデザインしたコンドミニアムがあると知って、いつか見てみたいと思っていた。

なのでアンモキオの一つ手前で下車して、ここから散策開始!

次に目指すのはビシャンとアンモキオの間にある公園、歩くならアスファルトよりも緑が一杯の場所が良いし、この公園を抜けた所にYipさんのアートがあるホーカーセンターがあるので、一石二鳥!

ビシャンーアンモキオ パーク、この公園はシンガポール南部のマウントフェーバーみたいな丘ではないので、平たんで歩きやすい。

入口近くに水連の池があった。

お昼前だったので、もう花が閉じてしまったのか、満開の花は見られなかった。

水連よりも蓮の方が好きなのだけど、これはこれで癒される。

遠くにさっき見たSky Habitatが見える。

公園の一角には緑に囲まれたSPAやヨガスタジオにアヴェダのヘアーサロンがあって、素敵空間!

近くにカフェもあったので、そこでランチをすることにした。

そして、アンモキオアヴェニュー1を渡るとそこがTeck Ghee Court Market & Food Centreで、そこにYipさんの作品がある。

その後はアンモキオアベニュー1を真っ直ぐ進む。するとこんな所にマーライオンが!それも対になって立っていた。マウントフェーバーの時もそうだったけれど、知らずに発見するとなんか嬉しい。

このHDB軍の入口に狛犬の様に立っていたマーライオンはココの守り神なのかな?

次のKebun Baru Market and Food Centreへ行く為にHDB軍を横切る。

圧巻のHDB軍。洗濯物がたなびいて香港みたい!

日曜の昼下がり、ホーカーではコピ飲みながらトランプしている人達や遅いランチを食べている人などなど、辺りはゆるりとした雰囲気が流れていた。

果物も近所のスーパーなんかよりも断然安そう。

Benoitの「Ang moって知ってる?」から始まった今回のアンモキオ散策。

特別何があるわけではないベッドタウンなので、興味のない人にはつまらないかもしれないけど、見たかったものも見れたし、住んでいる街とは全く違う街を歩くのは面白い。


モンスーンに吹かれて ~ Living in Singapore~

東京からエーゲの碧い海が輝くギリシャのアテネ⇒昔は魔都と呼ばれ今は摩天楼が聳え立つ中国の上海⇒チョコレートが美味しいベルギーのブリュッセル⇒そして常夏のガーデンシティ,シンガポールに移住してまいりました。夫婦二人暮らしのゆるりとしたライフスタイルです。昔から家の間取り図見たり地図を見るのが大好き!インテリアコーディネートや建築物も興味があるのでシンガポールではユニークなショップハウスを見て歩きたい

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