ずーっと食べてみたいと思っていた骨付き肉がゴロンと入ったシンガポールのローカルフード、肉骨茶(バクテー)。
昨年滑り込みで行ったのは松發肉骨茶( Song Fa Bak Kut Teh)。
ローカル感漂う本店。
歩いて来たので汗びっしょり、とりあえずビール!と頼んだら、「没有」とかえってきた。
え~ビールないの?この店にはビールの取り扱いがないのね・・・・
調べたらバクテーのお店ではアルコールを置いてない所が多いのだそうだ。知らなかったよ!
仕方ないので、お茶を頼んで、運ばれてきたのだけど、これまた中国語で何か言ってる。
全く理解できなくて、分からないと言っても、英語が話せないようで、身振り手振りで、やっと「私がお茶を淹れても良いですか?」と聞いているんだと分かった。
年配の方でもなかったのに、シンガポールでも英語を話さない人がいるのね・・・・
そのお姉さんが淹れたくれたお茶、美味しかった!久しぶりに中国茶を飲んだけれど、やはり、小さな器でちょびちょび飲むのが良いね!
そして、良く分からないので基本のバクテーとその他色々注文。
小皿が欲しかったのだけど、英語が通じないので、上海在住時に習った私のつたない中国語を披露した。
”ちーん げいうぉ りゃんが しゃお ぱんじー”
なかなか通じるものね!笑
Benoitのも「すごいダーリン!まだ中国語話せるの?」って。全く話せないけど覚えているフレーズは幾つかある。中国以外で役に立つ時が来るとは思わなかった。
旨味がたっぷりのスープは豚の臭みなどなく、意外にさっぱり。ガーリックとコショウがかなり効いているのだけど、辛すぎることはなく、何だか身体によさそうな味。
昔は肉体労働者たちのスタミナ食だった言うバクテー、素麺の様な面も美味しいし、スープとご飯一緒に食べても美味しい。
そして、スープが少なくなると何度も継ぎ足してくれるのも、昔お金がなかった労働者たちへのサービスの名残らしい。
イタリアのローマでパスタを食べると言えば、我家ではカチョエペペなのだけど、
そのカチョエペペも元はローマの労働者たちの間で食されていた黒コショウがたくさんまぶされたシンプルなパスタ。
身体を酷使した後には黒コショウが良いのか?とふと思ったりした・・・・
私的にはリピートありな味なんだけど、Benoit的には一度食べればいいかな~ぐらいだったらしい。
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