シンガポール友には有名どころを以前に教えてもらっていたので、LIM CHEE GUAN (林志源)とBEE CHENG HIANG (美珍香)は知っていたバクワ。
シンガポーリアンのP曰く、今は買えるようになったけれど、子供の頃は高くて買えなかったんだ~と言っていたバクワはスライスまたはミンチにした豚肉を形作り、甘辛いタレをつけて炭火で焼いた中華風ジャーキーで一度口に入れたらが最後、カルビーのかっぱえびせんのCM並みに♪やめられない止まらない♬
そんなバクワを旧正月前にどこかで見た記事がとっても美味しそうで、ベルギーから戻ってから普段ネットでお買い物しないのに、ポチっとした。
そこには全てプレミアムミートスライスから作られており、最大限の柔らかさとジューシーさを提供し、リンゴとライチの木で何時間も燻製してから、炭と石を重ねて積み上げゆっくりとバーベキューすると書いてあった。
義息子が住むフランスのボルドーは言わずと知れたワインの街、郊外にはブドウ畑に優雅なシャトーが点在する場所。
彼らはその中でも中世の街並みが残るサンテミリオンの近くに住んでいる。
なので、ブリュッセルに住んでいた頃は毎年のように彼らの元へ行き、美味しいワインと食事を楽しんでいた。
そして必ず焼いてくれるのが鴨や牛のステーキ。夏には外でBBQ,寒い冬には家のキッチンにある大きな暖炉で焼いてくれるのだけど、
薪が普通の木の枝ではなくて、ブドウ畑で収穫を終えた後の伐採の時に出たブドウの木の枝(サーモン)で焼き上げるのです。それが超美味!どこのレストランにも叶わないほどの美味しさ。
だから、尚更、ライチの木でBBQと聞いて手がポチっとしていまったのだと思う。
2日後には届いた1kgのバクワは素敵な箱に入っていた。ベイビーピンクのしっかりとした箱は高級パティスリーみたい。
開けてもゴージャスで中にポークジャーキーが入っている感ゼロ。
ひとつずつ梱包され、常温で3週間、冷蔵庫で8週間もつ。
基本のライチウッド1945バクワは36種類のスパイスで1ヶ月マリネした肉でライチの木を燻製プロセスに使用したもの。
もう一つはライチウッド パイナップル1945。スライス肉に厳選されたプレミアムパイナップが混ざった品。これもライチとアップルウッドで燻製されているそう。
味はと言うと、美味しいけれど、それがライチの木を使用したからなのかは分からない。
パイナップルが入った方もパイナップルの酸味が1mmぐらい感じられるかなぁ~ぐらいで、ほとんど分からない。
暫くはアペロのお供にバクワが続く我が家なのです。
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