3連休だったシンガポール。連日午前中は街をブラブラしていのだけど、
ある日ミドルロードを歩いていて、赤いパラソルの波に釣られて入ったウォータール通りはお祭り騒ぎの様だった。
ここで、ヴェサック デー(お釈迦様が生まれて、悟りを開いて、亡くなった日)での連休だと気が付いた。
お寺の周りにはお参りする人が沢山いたし、ドラゴンやライオンダンスの催し物もあった様で以前の賑わいにスッカリ戻っていた。
ヴェサックデーに因んでお寺の前で売っている花屋さんで蓮の花を買った。
私の部屋のデスク周りに20年ぐらい前にホーチミンで買ったシルクのタペストリーを飾っているので、それに合わせて白い蓮。
上海に住んでいた頃、自転車の籠に詰め込んで売っているローカルの花屋さんが家の近くにいて、季節になると良く買っていた。
その時に初めて蓮の蕾は一度切り取ってしまうと花が咲く事はないと知ったのだった。
連休中に楽しみにしていたのが南米コロンビアのアーティスト、フェルナンド ボテロの作品を観に行く事だった。丁度この連休までIONのギャラリーで展示されていたのです。
展示数も少なく、写真撮影も出来なかったけれど、実際目の前で彼の絵を見る事が出来て嬉しかった。
遠い昔はバービーみた~いなんて言われた事もあったのに、すっかり太ってしまった今ではシンパシーの何物でもないあの”ふくよか”さ。
あのまん丸さを見ると自然に口角が上がるし、笑みがこぼれる。心がフワッと軽くなって、何だか心地がよい。
有名なのは、モナリザとかキリスト、ダンテの絵だろうか・・・・
タンゴシューズを履かなくなって久しいけれど、昔アルゼンチンタンゴを踊っていたので、タンゴを踊っている絵が好き。彼は幾つもタンゴを踊っているカップルの絵を描いている。
シンガポールでは彼のブロンズ像、太った鳥がボートキーで見られるし、オーチャードのセントレジスホテルにも作品がある。
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