小さくとも日本の正月飾りをするので、1月6日までクリスマスツリーが飾られている事はない我家だけれど、今年の公現祭 エピファニー(ギリシャ語だとエピファニア)は2つのガレット デ ロワを食べる事になった。
公現祭→コチラ(ウイキペディアでお調べ下さい)
5日にオフィスに出社したBenoitが家に持って帰ってきたのがSo Franceのガレット デ ロア。
ブギスにあるお店でランチをしいていたら、スタッフにガレット食べる?と聞かれて、デザートでひと切れ出してくれるのかと思ったら、違う違う!注文受けてから焼くからオフィスに届けてあげるよ~と言われたので3つオーダーしたそうだ。
オフィスでエピファニーの事を知る人が全くいなくて、説明してから皆で切り分け食べたけれど、直径30㎝ぐらいありそうな大きさでオフィスでも2つは食べても3つは食べきれなかったから持って帰ってきたと言う経緯。
大きな箱を開ければ、うあぁ~~~ナニコレ?素人が作ったの?って思わず言ってしまった。
パイ生地はなんだか失敗して膨らまなかったシュー生地みたい。(笑
食べてみると、パイはまだサクサクしていて、フリンジのフランジパニはちゃんとアーモンドの味がして、なかなかに美味しい!
それにしても、大きすぎるし、翌日はパントラーのガレットをオーダーしていたので、残りは冷凍しておくことにした。
本当なら中に入っているはずのフェーブも最初から外してあったので、2人家族と言えど、ガレットを切る楽しみはなかった。
そして、2つ目は駐妻さん達にも人気のパントラーのガレット。
予め予約していて、受け取りに行ったのだけど、こちらも焼きたてホヤホヤでオーブンから出したばかりだから箱も〆ないでね~と言われ、大事に大事に持って帰ってきた。
直径16センチと小さいサイズのガレットはオーセンティックながらエレガント。
サクッとしたパイ生地の中のフランジパニはあっさりとお上品な味。当日はパイ生地の方が勝ってしまっていたので、翌日に少ししっとりした方が良かった気がした。
フェーブと言えば、最後の一切れに入っていて、王冠は私の頭上に輝いた。
正月にお雑煮やお餅が食べたいのと同じで、1月6日前後にはこのガレットを食べないと!と思うのは欧州×日本の国際カップルならではなのかな?
元をただせばキリスト教の宗教行事だけれど、Benoitも小さい頃からこの時期はどこの家に遊びに行ってもガレットが出て来たと言う。
シンガポールで食べたガレット デ ロア過去記事は↓
0コメント