約1ヶ月程のギブス生活から昨日やっと解放された。
大丈夫!音と振動だけだからと言うけれど、私の腕までも切ってしまうのではないかと、小さな電ノコに身構えてしまった。
丸い歯型の電ノコが高速回転でギーンと回り、私の腕に巻かれた硬い皮を割いていった。下の刃先にプロテクションの付いた大きなハサミで中の綿などをカットしていくと久しぶりに見る自分の左腕。うん、やっぱり細くなっていた。
ギブスを外した後は筋肉などが落ちて、小さくなってるからビックリするよ~と若かりし頃に何度も骨折を経験したBenoitから言われていたけれど、本当にその通りで、綿に包まれ細くなった左腕を生まれたての赤ちゃんを抱くようにそーっと胸に抱えてレントゲン室に入った。
レントゲンを撮ってから30分は待っただろうか、やっと先生による診察。
レントゲン写真を見ながら、先生は今はフレキシブルな状態だねって、で、サムズアップ出来る?と聞かれ、腕を横にして親指を立てようとするけれど、凝りに凝り固まった親指や腕は全く私の思い通りに動かない。(手のひらを下にした状態から腕を90度動かす事も難しいのだ)
それを見るなり、医療用の薄いビニール手袋をはめ、私の腕を優しく取ったと思ったら、手首ガシッと捕まえて手を回す先生。
思わずギャァ~~~~~~!!!と叫んだ。
手首をグワングワン回しながら早口で捲りたてる様に話す先生の言葉は痛すぎて何を言っているのかほぼ上の空だった・・・・・
大体治るには3ヶ月かかるし、これから6週間のリハビリに入ると言っていたけれど、この先が思いやられる・・・・フィジオセラピーに通うたびに手首をグワングワン回されたらたまらない!
ギブスを外したばかりの時のリハビリの仕方を調べたので、来週の施術までに出来る範囲で動かしていこうと思う。
0コメント