海南島からの移民たちはほとんどが1880年代以降に到着したそうで、少し出遅れた彼らがシンガポールに来た時はシンガポール川の西側がすでに福建、潮州、客家、広東からの移民によって占領されていることが分かり、そこで、彼らはヨーロッパ人の町とアラブ人町の間に定住したそうだ。
それが今のノースブリッジロードとビーチロードの間にあるミドルロード周辺で、
メインとなる3つの通りが東からミドルロード、パーヴィス ストリート、シー ストリート。
この3つの通りは各々海南ファーストストリート、セコンドストリート、サードストリートとして福建などの他のコミュニティーから知られる様になった。
日本語だと海南1番街、海南2番街、海南3番街のなるのかな?
コピが生まれたのもこの辺りなら、シンガポールでのチキンライスの発祥の地であるのがこの辺りだと言う。
このナツメグ&グローブと言う有名なバーはコロナ禍以前には確かクラブストリートにあって、いつか行こうと言いつつ、サーキットブレイカーが明けてもずーっと閉店のままで、完全に閉店してしまったのだなぁ~と思っていたのに、こんな所で再オープンしてたのね!
チキンライスに話を戻すと、この通りで第二次世界大戦中にシンガポールで最初にオープンしたお店がこの通りにあるYET CONだそうだ。
1940年以来続いていたチキンライスの店YET CONはCovit-19の影響下で2020年に閉店になってしまったそうだ。最初のサーキットブレイカーの時までは開いていたらしいのだけど・・
店舗再開の可能性があるとメディアの報道で示唆された事もあるらしいのだけど、今現在も閉まったまま。80年の歴史あるお店がなくなってしまったのはとても残念。
一度食べてみたかったなぁ~
なので、お向かいの津津(Chin Chin Eating House)に入って、海南チキンライスを食べる事にした。チキンはローストとスティームの2つがあるとの事で定番の蒸したチキンでお願いした。
一緒に付いて来るスープに味がない!あるけど極薄。これは自分で味付けするのだろうか?ご飯は香り高くもなく味付けが若干薄め。でもチキンは柔らかくて美味しい。全体的にマックスウエルで食べた天天の方が美味しく感じた。
ラッフルズホテルのすぐそばにあってローカル感満載のこの店はキャッシュオンリーなのか、銀行のカードで払おうとしたら、キャッシュ!と言われた。
お茶と合わせて5.3ドル。30セントはないかと聞かれたけれど、街歩きする時は銀行のカード+何かの時の為に50ドル札だけ持って出歩いているので小銭が全くなかった私。
なので、6ドルにしておつりを頂戴とお願いした。
ちなみにクラシカルなコピティアムのあるYY Kafei Dianがあるのもこの通りです。
お隣のシーストリートは片側がラッフルズホテルになっていて、パーヴィスストリートの様に綺麗にリノベートされたショップハウスが並んでいるのではないけれど、この通りにも2軒ほどチキンライスのお店があるのです。
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