インド人女性が纏うサリーの様にカラフルな館 Tan Teng Niahはシンガポールのリトルインディアに来たなら誰もがカメラを向ける場所。
普通なら人で一杯の場所もコロナ禍の今はツーリストも居なくて、写真が撮りやすいのは良いのだけど、何だか寂しい限り。
やっぱりリトルインディアやチャイナタウンは賑やかなのが合っている。
1900年に建てられたこの家はリトルインディアで最後に残った唯一の中華スタイルのヴィラで、Tan氏はサトウキビを使ったお菓子の工場をセラグーン通り沿いに幾つか経営していた商人。
家の裏にはゴムを乾燥させるための施設があったそうで、そこでお菓子工場で使ったサトウキビの副産物を炉の燃料として使用していたそう。
家は2階建ての8部屋で、多くの人はTan氏はこの家を彼の奥さんの為に建てたと考えているらしい。
家は1980年代に商業用に修復及び保存され、修復プロジェクトは1991年にシンガポールの建築研究所によって表彰されたと言う。
壁にはクリスマスのライトアップにでも使用するような小さな電球が一杯ついているのだけど、夜になるとキラキラなのかな?いつか夜の館を見てみたい。
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