シンガポールで胃カメラと大腸内視鏡検査

夜中に急激な胃痛で緊急外来にお世話になったのは6月初旬。規制強化中で外食が出来なかった頃でインドカレーが食べたくなってデリバリーした日だった。

ブギスにあるラッフルズホスピタルのICUで鎮痛剤の注射をして、血液検査をしてもらった。

血液検査の結果はどれもノーマルで、免疫が下がっていたくらい。ドクターに胃カメラした事ある?って聞かれて、ないと答えたら念の為にしておいたが方が良いからとアポを取った。

緊急外来時に処方してもらった薬を1週間ほど飲んだらスッカリ良くなったので胃カメラしなくても良いかなぁ~と思っていたけれど、やはり年齢もあるし結局胃カメラと大腸内視鏡の両方をする事になった。

まるでネイルサロンやエステみたいで胃カメラと大腸内視鏡のパッケージだそうだ。

寝てる間に両方ともやってしまうので楽だよと言われた。

ラッフルズホスピタルは携帯のSMSでリマインダーも送信してくれるけれど、検査2日前には電話があり、諸々の確認。処置後におかゆが出るけれど、Hot or cold? Fish or vegetablesと施術をしない前から聞かれ、とりあえずHot&vegetablesでお願いしておいた。

今のコロナ禍で重要なのがARTを前日に受けて置く事だった。(私の場合は朝の検査なので前日の正午以降にテストして結果を待つ)

鼻に酸素チューブをするので陰性の証明が必要なのだそうだ。胃カメラと合わせて大腸の検査もすると決めたのは6月末の事。その時はARTは予約なしで大丈夫だったのに、KTVや漁港でのクラスター発生の影響なのか予約した方がいいと言われ、予約も完了。(じゃないとかなり待つことになると言われた)

Antigen rapid test(ART)は色んな所で受けられるけれど、同じ病院の方が間違いないだろうと同じブギスのラッフルズホスピタルで受けた。この日はシンガポールは祝日だったけれど、ここはオープンしていた。

検査から20分後にはメッセージが届き陰性の証明を貰えた。


検査当日は1時間前には到着し手続きを完了。

穴あきパンツの術着を身に着け、病室から直接ストレッチャーで手術室に運ばれた。

手の甲に静脈注射を打たれ、喉にスプレーを掛けられて、左向きになりマウスピースを口にはめた所で記憶がなくなり、目覚めたらすでに病室だった。

ドクターがやってきて、ファイルを見せながら簡単に説明してくれ、胃と大腸両方にポリープが2つずつ見つかったので切り取り済みでラボで検査中。

忙しいのかスーッと風の様に去っていったので、詳しい事は聞けなかったけど、取り敢えず大事な病気でもなく大丈夫なようだ。

また来週にドクターとのアポが入っているのでその時に聞くとしようと思う。


寝ている間に終わった検査は貰ったファイルを見ると、検査の開始時間と終了時間もちゃんと書かれていて、それを見ると胃は9分、大腸は18分とポリープを取ってもかなりの短時間だった。検査後に寝ている時間の方が長かった気がする。

辛かったのが前日夜に3リットルの下剤を飲む事だった。普段からそんなに沢山水分を取る方ではないので、本当に辛かった!修行を通り越して、苦行だった。

前日は色付きの食べ物はNGでノンファイバーダイエットなるもの。

朝も昼も白いパンかおかゆ、白身魚か鶏肉、クリアーなスープ。夕食は6時で固形物はNG。私はだし汁に塩と胡椒して飲んだ。

7時から貰った粉を混ぜて1リットル、9時からまた1リットルそして12時から朝の4時にかけて残りの1リットル。

数時間トイレと仲良くしていた。翌日病院でもナースにどの位の頻度でトイレに行っていた?と聞かれ、昨夜はトイレがベストフレンドだったと言ったら笑われた!


シンガポールでは医療は高額だと聞いていたけれど、全て込みで3613ドルなり!日本円で291,872円。

日本で検査を受けた事がないので分からないけれど、高いね~~~~~

モンスーンに吹かれて ~ Living in Singapore~

東京からエーゲの碧い海が輝くギリシャのアテネ⇒昔は魔都と呼ばれ今は摩天楼が聳え立つ中国の上海⇒チョコレートが美味しいベルギーのブリュッセル⇒そして常夏のガーデンシティ,シンガポールに移住してまいりました。夫婦二人暮らしのゆるりとしたライフスタイルです。昔から家の間取り図見たり地図を見るのが大好き!インテリアコーディネートや建築物も興味があるのでシンガポールではユニークなショップハウスを見て歩きたい

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