10年程前に上海に住んでいた頃にも季節物のライチは食べていたけれど、普通一般に見られる赤褐色していたし、ブリュッセルでもマルシェで出回っていたのも同じで、ライチとはこういう赤褐色の皮に覆われた食べ物だとスッカリ思い込んでいた。
で、シンガポールに越してきた昨年、スーパーで売られていたのはまだ熟していない様な、緑色した実にまだらに赤褐色が見られるライチだった。
何も知らない私は家で追熟すれば良いんだなと勝手に思い込み、ジーッと2,3日待った。
でも待てども一向にあの見覚えのある赤褐色にはならない。で、一粒手に取り皮を向いて食べてみたら、すっごいジューシーで甘くてビックリした。
な~んだもう食べ頃じゃない!!!!!
さっそく冷蔵庫にいれて冷やして食べたら、もう最高!
皮を向くそばからしたたる果汁、酸味と甘みが抜群のハーモニー(^^♪
食べ覚えのある、あの赤褐色のライチと全く違う。
気になって「緑のライチ」でググって見たら、赤褐色のライチとは違う品種だという事が分かった。
楊貴妃ではないけれど、一瞬で虜になったライチを又買いに走り、そして3度目頃にはもう姿を消していて、何処に行ってもあのライチを見る事はなかった・・・・・
今年に入ってから、あのライチが出ていたのはいつだったかしら?とずーっと心待ちにしていたのだけど、5月下旬ごろにやっと対面したよ、魅惑のフルーツ、グリーンライチ。
南国フルーツではマンゴスティンが一番好きだと思っていたけれど、このグリーンライチが一番になった気がする。
常夏のシンガポールで食べ物の旬とかも感じられないと思っていたけれど、あっという間に旬が過ぎてしまうこのグリーンライチ。今年も今週までかな?
今から来年のこの時期が楽しみだ!
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