言わずと知れたショコラの国の夫を持ち、ショコラの国からシンガポールへと越して来た私の手荷物の中には1年分のタブレッド型ショコラが入っていた。
(当時のブログだって、”ショコラの香りに誘われて”なんて言うタイトルで綴っていたくらいに本当に良くショコラを食べていたと思う)
冷凍庫&冷蔵庫に保管しながら大事に食べていたショコラも1年が過ぎ、底を付いてしまい、他のショコラを探さないと~と思っていた。
シンガポールでもベルギーのチョコレートと言えばのゴディバ(確か数年前にトルコの企業に買収された)やメルシー、フランスのヴァローナなんかも明治屋で買う事が出来るけど、あまり触手が動かずにいて、そんな折思い出したのが、ヴェトナムのショコラ!
ブリュッセルでBenoitの知り合いにショコラティエがいて、年に一度はヴェトナムへ行って教えている人がいた。
その方曰く、ヴェトナムでもカカオを栽培していて、ショコラも美味しいのだよ~と。
それを聞いて以来、いつもは宝石の様なプラリネを買っていたけれど、ヴェトナム産に限らずシングルオリジンのダークチョコレートのタブレッドを好んで買う様になった。
それにBeen to Barとしてカカオ豆から一貫して作るショコラトリーも増えてきて、南米、アフリカをメインにいろんな産地のカカオ豆で作ったショコラを食べたように思う。
食べ比べてみるとカカオも産地によって味が異なる事が分かったのも面白い発見だった。
なので、きっとシンガポールにならヴェトナムのショコラが買えるような~と思っていた矢先、テレビのCNAで偶然見かけたのがメイド イン シンガポールのFossaだった。
島内ではショコラトリーしてお店を構えてはいないようで、シンガポールのあちこちのショップにおいてもらっているみたい。
私が最初に買い求めたのはラオパサ内にあるFood Folks @ Lau Pa Sat。
WEBサイトで見るような全商品はなかったものの、2For $22になっていた。
ライチ&ローズやブルーベリー&ラヴェンダーなどのフルーティなフレイバーは勿論我家の乙女のチョイス。
私チョイスはメキシコのシングルオリジン70%とハチの巣&烏龍茶。
ライチとローズは開けると一瞬アランデュカスのタブレッドを見ている様!
52%なので、ショコラ自体にはカカオの苦味は感じられない、甘さの中にライチの甘酸っぱさとほんのり香るローズが女性向け。個人的にはもっと全面的にライチやローズを散りばめて欲しい。
烏龍茶とハチの巣は、茶葉の苦味が僅かに感じられる。
サイトを見るとシングルオリジンの中に、期間限定であったマレーシア産やフィリピン産のカカオ豆を使ったタブレットがあったので、滅多にネットショッピングしない私がポチッととした。
マレーシア、フィリピン、インドネシアでもカカオ豆栽培しているのは全く知らなかった。
大きさはどれもコースターと同じくらい。
まだ食べていないので、これからゆっくり味わおうと思う。
チビチビとかじりながらスモーキーなウィスキーのお供に・・・・・
シンガポールにはマーライオン型したチョコレートもあるけど、口にするのなら工場で大量生産しているものでなくて、手作りの美味しいショコラが断然に良いと思う。
3人のシンガポーリアンが作るショコラ、Fossaを勝手に応援します!
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