ラッフルズホテルのコートヤードにある噴水に続き、シンガポールにあるヴィクトリアンスタイルの噴水2つ目はTan Kim Seng fountain。
このヴィクトリア朝の鋳鉄製の噴水はシンガポール初の貯水池と水道の建設のために、慈善家のTan Kim Sengが政府に13万ドルを寄付した事を記念して造られた噴水。
キューピッドに、ネプチューンの顔、4人の女神で飾られ、豊富な水が出る事を祝っている様とのことだけど、今はかなり錆びついていて、水も止まっていて寂しい限り・・・・
この噴水が最初に設置、お披露目されたのは1882年フラトン広場にて。まだ現フラトンホテルのフラトンビルが建つ前の事。
昔のフラトン広場の面影は現在でも残っている。
1925年にはエスプラネードに移され、以来ずーっとそこにあるのだそうだ。
※セピア色の写真はSingapore ーA Pictorial History 1819-2000-より。
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