かつて墓地だったシンガポールの6つの場所

ほとんどの人はシンガポールの街を歩いているときに、その下に何があるのか、何があったのかを気にしないけれど、ハロウィーンにちなんでか、情報誌Time Outで昔は墓地だった場所の特集をしていた。

昔は島全体で20以上の墓地があったけれど、唯一アクティブなままの墓地は島の西にあるチョアチューカン墓地だけだとか・・・・


法律では、すべての墓の埋葬期間は15年に制限されているらしく、時間が経過すると墓地は発掘または移転されるのだそう。

 ちょっと薄気味悪く感じるけれど、現実問題、特にシンガポールのような土地が不足している都市では、死者は今生活している日々の為に道を譲らなければならいみたい。


そんな事で、シンガポールのかつて墓地だった場所6選。

1.Ngee Ann City(高島屋)

ここは結構有名?な幽霊スポットなのか、検索すると本当かどうかはさておき、沢山話がでてくる場所。

 Ngee Ann Cityが大きなショッピングモールになる前は、1845年に中国の潮州慈善団体Ngee  Ann Kongsiによって設立されたTie Swah Tingと呼ばれる潮州墓地。

 72エーカーの土地に最大30,000の墓を収容していたそうで、1985年に解体されて、ニーアンシティ ショッピング コンプレックスとシビック プラザになった。

 姿が中国の墓石に似ているけれど、その塔は、強さ、寛大さ、そして団結を表す中国のドアの神々を象徴するように設計されたいるのだとか。

2.Fort Canning Park

以前ガバメントヒルとして知られていたこの場所。シンガポールの軍事防衛に欠かせないものになる前は、スタンフォード ラッフルズ卿や他の知事の本拠地だった事は誰もが知っているけれど、それ以前は古代シンガポールのスルタンがそこに眠っていたと信じられていたため、ブキット ラランガン(マレー語で「禁じられた丘」)としても知られていて、 キリスト教の墓地も1822年に設立されたけれど、1865年に閉鎖。墓は片付けられ、フォートカニング墓地の西壁にいくつかのプラークだけが保存され、レンガで埋められている。

3.Dhoby Ghaut MRT Station

インドのドビ(ヒンディー語で「ウォッシャーマン」)にちなんでいて、この地域の遺産に最初のドビ集落として名付けられた。

シンガポール最大のMRT駅は、ブラスバサー、プロムナード、ベンクーレンに次ぐ4番目に深い駅だそうで、昔はユダヤ人の墓地だった場所。

 墓地は1838年から1842年の間に設立されたが、1983年に開発のために取り壊され、駅が1987年に開設され、墓地はチョアチューカンに移転。

4.Novena MRT Station

ここもかつてのユダヤ人墓地。 第一次世界大戦の直前に設立された墓地は、トムソンロードとニュートンロードに隣接していると記録されていて、 開発の為に1985年に閉鎖され、同様にチョアチューカンに移転。

 駅は、近くの聖アルフォンサスのカトリック教会で人気だったノベナ献身セッションにちなんで名付けられたけれど、 皮肉なことに、シンガポールで最も幽霊の出る駅の1つと言われているらしく、夜に通路で幽霊を目撃するらしい・・・・

そんなに遠い場所ではないけど、ここは私はまだ利用した事ない駅なのよね!


5.Woodleigh MRT station and Bidadari Estate

 1908年にビダダリ墓地が開設される前は、1855年に英国の土木技師ヘンリー ミンチン シモンズが住んでいた。その後、ウィリアム ネピア氏が、1861年にティエルソールの邸宅と交換。数年後、ビダダリと名付けたテメンゴン アブバカール氏に売却。 (マレー語で「天使」)氏はそれを彼の2番目の妻に贈った。 

1885年にテメンゴン氏がジョホールの国王になった時、この地所は空いたままになり、最終的には1908年にキリスト教、イスラム教、ヒンズー教、シンハラの墓を収容するために買収された。 そして時が経ち、これらの墓は2001年から2006年にかけて、MRTのウッドレイ駅とHDBの開発のために発掘されたのだそう。

だから、このHDBに住んでいる人は古い墓地だった場所に住んでいるとことになるのね!

6.Bishan

アンモーキオ周辺のビシャンのHDB。ここもかつて墓地だった場所。

 第二次世界大戦の戦場となり、後にギャングの隠れ家となる前の1870年からカンポン サンテン墓地として知られる中国の墓地だった。

 

10月下旬ともなると、ヨーロッパでは森の木々も色づいて、キノコがマルシェに並び、レストランではジビエがメニューに登場する時期。シンガポールは勿論常夏なので、そんな季節物には出会えないよなぁ~と思っていたら、先日ドンキで生栗が売っていた。

嬉しくなって先日我家の秋の定番メニュー、栗と鶏としめじのキッシュをこちらに来て初めて作った。


茹でて鬼皮むいてと手間はかかるけど、ホクホクした栗がゴロゴロ入ったキッシュはたまらなく美味しい!


モンスーンに吹かれて ~ Living in Singapore~

東京からエーゲの碧い海が輝くギリシャのアテネ⇒昔は魔都と呼ばれ今は摩天楼が聳え立つ中国の上海⇒チョコレートが美味しいベルギーのブリュッセル⇒そして常夏のガーデンシティ,シンガポールに移住してまいりました。夫婦二人暮らしのゆるりとしたライフスタイルです。昔から家の間取り図見たり地図を見るのが大好き!インテリアコーディネートや建築物も興味があるのでシンガポールではユニークなショップハウスを見て歩きたい

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