シンガポール歴史散歩@Blair road

パステルカラーのショップハウスが並ぶカトンも可愛くて良いけれど、趣のある家が両側に並ぶブレア ロードも歩くのが楽しい。

ここはチャイナタウンが拡張された一部で、1900年に出来た通り。

 1880年代、タンジョンパガー ドック会社の上級役員であったジョン ブレアにちなんで名付けられた通りで、彼はこの地域に土地を所有し、港近くの通りに彼自身の家があったそう。

ジョーチャットのプラナカン スタイルに似ているのだけど、

ガーランド(花綱飾り)等優美で女性らしく、チョッピリとロココ調のエッセンスも感じられる。

各家ごとに違うプラナカン柄のタイルが貼られていて、ベンチや椅子が置かれている。

どの家も人が住んでいるのよね・・・・・・・

鳥かごが下がった素敵なお宅。

一度こういったタウンハウスに住んでみたいなぁ~と思う

綺麗に改装して、インテリアもそれなりにコーディネートしたら、素敵な空間ができそう・・・・

住む予定もないのに、こんな家具置いてとか考えるとワクワクしてくる・・・・

カトン程ではないけど、カラフルな家も幾つかあって、

こちらは一段とフラッシーな若葉色。

通りには何軒かArchitecutual Heritage Awardのサインがあって、端の家もその内の一つで2006年にアワードを貰っていて、説明書きがあった。

この戦前のテラスハウスは隣の家々よりも約50%広いそうで、特徴的なのはヴェネツィアのルネッサンス様式のloggiaがある事。

屋内でもあり、屋外でもあるスペースは、椅子を置いてリラックスも出来るし、部屋の間の廊下としても機能している。

何年もの間空いていて、 2006年に復旧するまでは老朽化した状態だったそうで、インテリアには、オリジナルの特徴を残しながら、ラッププールのような物も作ったそうだ。

横に廻って見たけれど、側面にも亀裂箇所が見られたし、ファサードも歪まない様に補強されていたので、リノベーション後にも不具合が出たんだろうと思う。

地震のない国で良かった!大きな地震なんて来たら一発で崩壊してしまうと思う。

角の家がカフェになっているので一休みするのに最適!

私達が歩いた日曜の昼前、通りはとても静かで素敵な街歩きとなった。

モンスーンに吹かれて ~ Living in Singapore~

東京からエーゲの碧い海が輝くギリシャのアテネ⇒昔は魔都と呼ばれ今は摩天楼が聳え立つ中国の上海⇒チョコレートが美味しいベルギーのブリュッセル⇒そして常夏のガーデンシティ,シンガポールに移住してまいりました。夫婦二人暮らしのゆるりとしたライフスタイルです。昔から家の間取り図見たり地図を見るのが大好き!インテリアコーディネートや建築物も興味があるのでシンガポールではユニークなショップハウスを見て歩きたい

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