シンガポールの金融街に位置し、ローカルやツーリストで昼から夜中まで賑わっていたラオパサことテロック アヤー マーケット。
今はCovit-19の前と比べると1/4ぐらいしのストールしか営業していなくて、ガラ~ンとしている。
私達夫婦がご飯を食べに来たのも2月頃なので、もう半年も前の事。目の前は良く通るけど、
何だかサテーでも食べたいね~となって、久しぶりにラオパサへ
サテー通りとも呼ばれるブーンタット通りも半分ぐらいしか営業していなかった。
屋内は土曜の夜だと言うのにテーブルの席取りもする必要もないの・・・・・
お目当ての肉(鶏、マトン、牛)に、エビのサテー、野菜炒めを中華で頼んでビール。
色んな料理が楽しめるホーカーはガヤガヤとしたあの賑わいがないとサテーの旨さも半減な様な気がした。やはり、それぞれの持つ雰囲気って大事だなぁ~と
その雰囲気を作っていたのは私達自身だったんだと。食事を口に運んで、美味しければ自然に笑みが出て、家族や仲間との会話が弾んで、それを見た人達は釣られて店に入っていく。
人が人を呼ぶラオパサのホーカーが早く活気ある場所に又戻れるようにと願う。
↑おそらく1870年頃に撮影された市場。
テロック アヤー マーケットは 植民地時代の1824年に建てられた魚市場が最初。(昔はテロックアヤーは海に面していた。)
この時代の海辺のランドマークだったらしい。
海に面していた鮮魚市場には船から揚ったばかりのピチピチのお魚たちが並んでいたんでしょう~ね。
この市場、最初はアタで屋根を作る予定が防災上の理由で当局から許可が下りず瓦屋根に変更され、屋根瓦はきちんと設置されたけど、その構造は屋根の重さを十分に支えることができず、取り付けし直されたらしい。
1838年に再建して、1894年に現在の場所に移るまで使用されていて、新しく建てた市場は東南アジアで最も古いヴィクトリアン スタイルの構造物のひとつだそう。よく見ると内部もアイアンレースが綺麗だものね!
↑1957年のシェントン ウエイとマーケット。
60年とちょっと前の写真を見ると今よりもっと多くのショップハウスがあったのが分かる。
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